神戸赤十字病院看護部ブログ

日本赤十字社 神戸赤十字病院看護部のブログです。

2018年02月

こんにちは
今年は例年になく寒い日が続いていますね
皆さま体調はいかがでしょうか?
今回は6階西病棟の担当です。

先日、伝達講習会という研修がありましたので、様子を少しだけご紹介します。
この研修は年2回開催され、学会学術集会や看護協会主催の研修など院外での研修の学びを伝達し共有する研修会です。神戸赤十字病院&兵庫県災害医療センターとの合同で行いますので、いろいろなテーマがあります。

ちなみに今回のテーマは
 ①日本糖尿病教育・看護学術集会
 ②臨地実習指導者のための実践的思考力の育成
 ③中堅ナースに実践のひらめきを!
 ④リーダーナースに求められるコミュニケーションスキル でした。

③
①
簡単ではありますが、テーマの内容紹介と感想です。

糖尿病教育・看護学術集会では、演者が印象深かった2つのテーマ「災害時の糖尿病看護」「高齢者の糖尿病支援」を教えて頂きました。これから高齢者が増加していく社会の中で看護師としてどのように支援していけばよいのか。そして、当院の使命である災害医療における糖尿病看護とは、など様々な看護を知る機会となりました。
また「臨地実習指導者のための実践的思考力の育成」では、現在の臨地実習指導者として、現在の学校看護教育体制や臨地実習指導者の役割、学生に合わせた指導方法を知り、よりよい実習指導をしていきたいと思いました。
「中堅ナースの実践のひらめきを!」では、自己を知り看護を振り返ることで成長を確認し、新たな課題を見い出すことは私たち看護師にとって、とても大切なことであると感じました。
最後に「リーダーナースに求められるコミュニケーションスキル」では、コミュニケーションは信頼関係を築くために必要で、リーダーナースにおいてはティーチングとコーチング手法をTPOに合わせて使い分けていくことが指導に効果的であることを学びました。

この講習会を通して、私たち看護師は後輩の指導を行いながら自分自身も成長し、より良い看護を提供できるよう自己研鑽していくことの大切さを振り返る有意義な時間を過ごすことができました。

地域の患者さま・ご家族の皆さまに喜んでいただける看護を提供できるよう、日々研鑽します!!

皆さん、こんにちは。


今月は、バングラデシュの看護師さんが研修で当院に実習に来られた時の様子を紹介したいと思います。

 昨年に引き続き今年度2回目となりましたが、JICA(独立行政法人国際機構)の技術協力プロジェクト「看護サービス人材育成プロジェクト」事業に参加させていただきました。
今回は、バングラデシュの臨地実習体制を整備する目的で、県内の看護大学や3施設の病院、また看護協会などを視察されました。
当院においては、日本における看護サービスの現状と、赤十字病院における看護師の役割を知ってもらうことを目的に、看護師シャドーイングを実施しました。
 実際の新人看護師教育の内容や方法、看護学生の実習指導について説明を行い、その後見学してもらいました。また、直接ケアとして手浴や足浴を行っている様子も見学してもらい、看護実践の内容や実際をみていただきました。

バングラデシュの方々は、とっても笑顔が素敵で、言葉が通じなくても、同じ「看護」を実践するものとして、通じるものがありました。
そして、その笑顔にパワーをもらった気がします。

私たちも、患者さんに笑顔で、より良いケアを提供できるよう頑張っていこうと思います。
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